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それは単純にあなたが企業に舐められてるだけです

昔は1ℓ=90円なんて時代もあったのに・・・

ガソリン価格

原油価格下落のニュースを見るたび、「何故ガソリン価格は下がらないのか?昔は1ℓ90円なんて時代もあったのに・・・」と考える方は多いのではないでしょうか? 
日本の場合、財務省による消費税率アップや二重課税による負担、日銀の金融緩和による円安の影響も大きいのかもしれませんが、根本的な原因としては以下のようなデータに基づいた事実が挙げられます。

世界中で同じ現象が起きています。

ガソリン価格と原油価格の下落率のズレ

ガソリン価格推移
▲ガソリン価格の推移
ガソリン価格の下落速度が原油価格の下落速度よりも遅くなっています。原油価格が値下がりしてもガソリン価格は値下がりしていません。つまりこの事実は世界中のガソリン消費者が、原油価格の下落からガソリン価格の値下がりの恩恵を受けていないという事実を表しています。
これまでガソリン価格は原油価格と並行して動いてきましたが、最近ではガソリン価格の下落だけが緩やかになってきています。
原油とガソリンの実際の下落率は?
CFD銘柄のブレント原油が50%余り下落しているのに対し、レギュラーガソリン価格の下落率は28%となっています。一体市場では何が起きているのでしょうか?

なぜ企業は消費者へ利益の還元を行わないのか?

石油元売り企業による利益確保の実態

エクソンモービル

バレロ・エナジー/テソロ/マラソン・ペトロリアム、この3社は第3四半期、前年と比較し12.7億ドルの増益。エクソン・モービルにいたっては2倍の20.3億ドルとなっています。つまり、これらの石油元売り企業は原油価格下落の恩恵を十分に消費者に還元していません。
利益を還元していない理由を、彼らは「景気が回復して需要が増えて忙しくなったから」などと申しておりますが、彼らが「消費者を舐めているだけ」なのは明らかです。

ガソリンスタンドに騙されてはいけません

ガソリンスタンド

上述のデータが証明する通り、ガソリンスタンドは、原油卸売り価格が上昇すると即値上げしますが、卸売り価格が値下がりしても値下げを行っていません。
現在では原油とガソリンの価格差は1970年以降で最大となっています。

本当にガソリン価格はもっと安くなっていいはずなのですが、全ての原因は企業側に舐められる消費者にあるのですから仕方のない話なのかもしれませんね。

少し安くなったからと安心してはいませんか?

ふんどしの締め直し

最近では、以前に比べてガソリン価格は安くはなってきていますが・・・
消費者はそれに安心する事なく、ガソリンスタンドへ原油価格に基づいた正当な価格を提示するよう求めても良いのではないかと思います。